アパート住まいだと犬や猫を飼いたくてもNGな場合が多く、出張や家族旅行の間は世話が出来ず、ペットホテルに預ける必要があり大変。そこでお薦めなのが海水魚。「海水魚は大変」というイメージが強いですが「どじょう」を飼うより楽です。
子供も楽しんで世話をしてくれます。
サラリーマン向けの海水魚の世界を紹介します。
様々なサイトでプロやマニヤの人が難しいことを書いてますが、私は下記の簡単な方法で15年間実際に飼ってます。
自然に近い形を作り、魚は最小限にして、サンゴも飼う事で、水替えは半年に1度程度でOKです。初期投資は少々かかりますが、手がかかりません。今飼ってるカクレクマノミは7年目になります（水槽での寿命は6年前後と言われているらしい）。
魚やサンゴはブリード（人工繁殖）を買うようにしています。スキューバダイビングを愛する私としては、出来るだけ自然を壊さずに楽しみたいから。
揃える物 ※（）内はおすすめ
・水槽30センチ（アクアデザインアマノ）約5,000円
・アクリル板（蓋用）※専用品もムセンターで買ったのをカッターで切ってサイズを合わせてます）
・LEDライト（ゼンスイ シャイニングブルー）約5,000円
・タイマー LEDライトの点灯時間を設定（アナログ）1,000円
・プロテインスキマー（ゼスト QQ1）約20,000円
※私はレッドシーのプリズむを使っていますが、ゼストQQ1は静かなので、買い替え検討中。
・水中ポンプ（カミハタRio＋800）約2,500円
・クーラー（JEXクールウェイ）約38,000円
※私は型落ちの特売23,000円で買い10年使ってます。
・ホース（テトラ、グレー）と、曲がってる菅（黒）
※グリーンが多いですが、オシャレじゃない。
・ホースを止める金具
・温度計（デジタルがおすすめ）
・ヒーター （安い物を3年ぐらいで交換）
・海水魚のもと（安いのでも大丈夫）※中和剤は要らないものしか見た事がない。
・添加剤（コンティニュアムアクアティクス エレメントT ）※一般的な必須微量ミネラルの添加剤ならどれでも大丈夫。約1,200円。
・サンゴ砂（小さめな物をたくさん3〜4センチ分）
・ライブロック
・サンゴ（ナガレハナサンゴ系、ディスクコーラル）
※丈夫で成長するものが楽しい。ナガレハナサンゴが大きくなるとカクレクマノミはイソギンチャクに隠れるように中に入る。
・魚（お好きな魚を1〜2匹）
※カクレクマノミ、1匹じゃ寂しいだろうと2匹飼ったらウマが合わず常に喧嘩で逆にかわいそうでした。なので今は1匹。
・餌は魚に合わせて。私の場合、与える量が少ないので1度買うと1年以上使えます。
飼い方のpoint
・サンゴ砂は厚め（3cm以上）に敷きます。手前を薄く奥を厚くすると広く見えます。
・水槽の立ち上げ直後は、魚以外を入れて1週間水を循環させます。サンゴは水合わせの必要はありません。
・魚は時間をかけて少しずつ水合わせをします。
・最初の1ヶ月は週1回1/3の水交換。その後は半年に1回を目安に。サンゴが添加剤を入れても元気が無さそうなら半年を待たずに1/3水替えをします。
・週に1回添加剤を5滴ぐらい入れます。サンゴが元気になったのがわかります。それが嬉しくてたくさん入れすぎると経験上、今度は魚の元気がなくなります。
・ライトの点灯は1日10時間ぐらい。
・水槽の環境が安定するまで餌は2日に1回。それ以降は3日に1回ぐらい。長期間家を空ける時は、最後の日に多めにあげます。10日ぐらいは今のところ大丈夫でした。魚は、お腹がすけばコケやサンゴを食べて生き延びます。
・シッタカ貝やマガキ貝を入れるとコケが生えにくくなります。一気にたくさん入れるのではなく、少しずつ足すことをおすすめします。理由は、違う環境の海水を足すため。と言っても私は半年に1回ぐらいのペースで足しています。シッタカはひっくり返って起き上がれなく、気付いた時には既に弱ってて、助けてもダメな事が多く長生きしてくれません。
・買い始めは資金が足りずクーラーを買えず、夏場はエアコンつけっぱなしにしてました。思いの外電気代は高くなかったです。
私の海水魚の飼い方を紹介しました。初期投資は掛かりますが、その後の手入れはとても楽です。臭いもハムスターや熱帯魚より気になりません。是非お試しください。
この飼い方は、私のアレンジが色々加わってますが、最初はアクアショップエリア（神奈川県横浜市港南台ロイヤルホームセンターB1）で教えてもらいました。
アクアショップエリアhttp://www.areayokohama.com/index.htm
以上
