【2020/07/12】
子供とキャンプに行きたい!テントは何がいい?どんな種類があるの?そんな方に、3人の子供を持つ普通のサラリーマンキャンパーが、利点や欠点を踏まえ、おすすめをまとめて紹介します。
【INDEX 】
テントの種類
①ドーム型
②2ルーム型(シェルター)
③ティピー
タープの種類
①ヘキサ・レクタ
②スクリーン(シェルター)
③ワンタッチ
メーカーの特徴
その他のポイント
最後に
【テントの種類】
①ドーム型
1番メジャーな形です。
最近のドーム型テントは、小さな前室が付いており、テント内には入れにくい靴やキャンプ道具を置けるようになっています。
一般的に、フライシートとインナーの2枚構造になっており、インナー(内側)に骨組みを通すタイプと、フライシート(外側)に骨組みを通し、インナーを吊すタイプがあります。
フライシートに骨組みを通すタイプは、雨の日の設営に便利ですが、少し高く、重さも増す事が多いです。
利点
・丈夫で軽く、価格もお手頃です。
欠点
・別途タープを買う必要がある。
私のおすすめ
・スノーピーク アメニティードームM
※3万円程度で買えるテントとしては、丈夫で物がいい。
②2ルーム型(シェルター)
最近人気のスタイルです。
大きめのテントで、寝室部分とリビング部分があります。
利点
・タープを張る必要が無い。
・タープに比べ、プライベート感がある。
・ネットにする事で虫除けになるものもある。
・タープに比べ雨や風が防げ、冬は暖かい。
欠点
・値段が高く、重い。
・キャンプサイトに収まらない場合がある。
・大きい為、風が強い日は不安。
・タープと比べ、開放感が少なく、夏は少し暑い。
私のおすすめ
・スノーピーク ランドロック
※かなり高価で重いですが、丈夫で長持ち、風の強い日も安心感があり冬も使えます。
③ティピー(ワンポール型)
最近人気で、ミーハーな感じがありますが、使ってみると思いの外しっかりしていて機能的です。
利点
・設営が楽。
・見た目より中は広く感じる。
欠点
・前室が無い物が多い。
・雨の日の出入り、タープとの接続を上手くやらないと濡れる。
私のおすすめ
・キャプテンスタッグ クラシックス ワンポールテント ヘキサゴン300UV
※お手頃価格で、設営が簡単。
【タープの種類】
①ヘキサ・レクタ(一般的なタープ)
一般的なタープ。
ヘキサは6角形(6角形以外もあります)、レクタは長方形。
見た目がいいのでヘキサが人気です。実用性としてはレクタの方が優位です。
利点
・キャンプの開放感を味わうには、最高。
・慣れれば1人でも簡単に設営できます。
・比較的安価。
欠点
・しっかりと設営するにはコツが要ります。説明動画をよく見て、しっかりと設営しないと、風で倒れてしまいます。
・風や虫を防げない。
私のおすすめ
・HDタープ シールド ヘキサエヴォ Pro.
※大きく値段も高いですが、雨の日でもタープの下で十分遊べます。しかりしているので、風の強い日も安心。
②スクリーン(シェルター)
四方をスクリーンやネットで囲むタイプです。
虫が苦手な人におすすめです。
利点
・虫や風をある程度防げる。
・冬、暖かい。
欠点
・少し高く、重い。
・開放感が少ない。
私のおすすめ
・スノーピーク リビングシェル
※高価ですが、しっかりしていて、設営が簡単。
③ワンタッチ
イベントやBBQなどでよく使われているタイプのタープです。
私もファミリーキャンプを始めた頃はこれを使ってました。
利点
・設営がとにかく簡単。
欠点
・収納サイズが大きい。
・安いスチール製は、かなり重い。
【その他のポイント】
・生地
ポリエステル・コットン(綿)・ナイロンなどがあり、殆どのテントがポリエステル。コットンは重く扱いにコツが要るのでオートキャンプに慣れた人向けです。
・夏用とオールシーズン用
テントには、夏用と冬にも使えるタイプと2種類あります。
ポイントは、スカートと呼ばれる、テントの裾の部分が長く、地面とフライシートの隙間を埋めているかどうかです。
実際、これがあると無いとでは、テント内の冷え込みが大きく違います。
標高の高い山では、10月初旬でもかなり冷え込むため、ついていると便利ですが、ついているテントは少し高い物が多い。また、夏に通気が悪くなるので、結露しやすくなります。
【最後に】
高価なキャンプ用品をそろえ、お金が無くてキャンプに行けないのでは、本末転倒。また、キャンプは不便を楽しむのも、醍醐味の一つです。程々のアイテムをそろえ、たくさんキャンプにいきましょう!
オートキャンプは、いざとなれば車に逃げ込めます。
キャンプを始める方へ、最低限用意する物を紹介しています。参考にして下さい。
「初めてのキャンプ!場所・道具選びのポイント」
以上